業務の効率化とコスト削減をめざして、RPAの技術概要や活用事例、活用検討にあたってのポイントを理解し、RPAを活用した自社業務の課題解決策立案に繋げることができる能力を習得する。
(目標)
業務効率化やコスト削減の一役となるRPAであることを全体的な研修ストーリーとするため、RPAの基本事項から解説し、リストの読み込み、Webフォームへの入力自動化、電子メールへの送信自動化など具体的なケーススタディを取り込んでいます。こうしたケーススタディから、受講者にRPAを利用した具体的なイメージを持っていただき、最後のコスト削減策立案演習を通じて、組織へのRPA適用の習得を目標とします。
会 場 | Zoom オンライン |
日 時 | 日時:9/28(木)・9/29(金)9:30~16:30 |
定 員 | 15名 |
受講料 | 5,500円 |
(1日目)
(1)RPAの基本要素
RPAとは何か、RPAの考え方を解説する。
また、RPAの流れを解説する。
特にRPAを始まるための5箇条と称して、RPAを進めて行く上で、陥りやすい失敗などを踏まえて、改善の心得を解説する。
(2)RPAの製品群
RPAの製品群として、Win ActorやUiPath、PowerAutomateなどの特徴を解説する。
特にMicrosoftの製品では、クラウドフローやデスクトップフローを制御する製品群があり、
その違いを解説する。また、ローコードやノーコードの違いについても解説する。
(3)フローの作成方法
RPAの始めとして、フローの作成方法について解説する。
特に自動化したい業務を整理して、どのような作業に分解できるのか、
どのようなファイルやアプリケーションが必要になるのかを書き出す演習を行う。
(4)フローの作成と編集
フローデザイナーの基本操作やアクションの配置を解説する。
また、レコーダー機能を使って、アプリケーションの動作を記録できることを解説する。
ここでは、Excelの作業を自動化することを例に、フローデザイナーに慣れることを目的とする。
フローデザイナーの基本操作やアクションの配置を解説する。また、レコーダー機能を使って、アプリケーションの動作を記録できることを解説する。ここでは、Excelの作業を自動化することを例に、フローデザイナーに慣れる演習を行う。
●グループ演習1 フロー作成演習 3.0H
(2日目)
(1)条件分岐や繰り返し
条件を指定すると、アクションを分岐する方法を解説する。
単一条件、複数条件といった条件の指定方法を解説する。また、繰り返し処理として、
指定した回数だけアクションを繰り返す方法やリストを読み込み、リスト内の全ての行を繰り返す方法を解説する。
(2)フォームへの入力
Excelのリストを全行取得しながら、Webフォームへの入力の自動化を解説する。
特に、「ブラウザー自動化」カテゴリのアクション、UI要素の追加を重点的に解説する。
(3)電子メールへの送信自動化
「メールの送信」アクションを使いながら、Excelのリストで読み取った情報を自動的に電子メールで送信する方法を解説する。
いままでのRPA学習の総合的な位置づけとなるため、次節の業務効率化やコスト削減につながるヒントであることを強調する。
(4)自らの業務効率化とコスト削減策の立案
RPAの基本操作を振り返りした上で、受講者自身の業務を振り返り、RPAを使った業務効率化の適用を演習する。
業務フロー、問題点の洗い出しを行った上で、生産性を向上する業務フローを受講者同士でディスカッションする。
また、講師からフィードバックを行う。
RPAの基本操作を振り返りした上で、受講者自身の業務を振り返り、RPAを使った業務効率化の適用を演習する。業務フロー、問題点の洗い出しを行った上で、生産性を向上する業務フローを受講者同士でディスカッションする。また、講師からフィードバックを行う。
●グループ演習2 条件分岐・フォーム演習 4.0H
※申込
●申込み〆切 2023年9月10日 延長しました。
※お申込み者数が10名以下の場合は開催を中止させて頂く場合がございます。
※申込・詳細は案内データをご覧ください。チラシダウンロード
・主催:(一社)宮崎県情報産業協会 共催:(株)宮崎県ソフトウェアセンター